「顧問先を契約解除されました。この先、不安で…」
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ある開業社会保険労務士から、こんな連絡が入りました。
「2年ほど顧問契約していた企業から、契約解除の連絡が届きました。顧問先の数が少ないので、影響は大きいです。」
なるほど、契約解除・解約に至るには理由があるはずですが、何か該当しますか?
- 失敗・ミスが多い。とくに給与計算受託時の計算ミス。
- 社長・経営者や人事総務の担当者と相性が悪い。
- 業務のミスマッチ。
- 単なる連絡不足・コミュニケーション足らず。
- 自社にぐいぐい営業する社労士に魅力を感じた。
- 税理士を変えたら、その税理士が社労士も変更するよう要求した。
「顧問契約を、企業側から解約されたことはない」と豪語する先生もいらっしゃるそうですが、上記は私の経験からです。ただ、「相性の悪さ」がそれ以外を誘発している可能性も高いので、100名までの顧問先なら契約当初から分かっていたかも知れません。
では、この不安を解消するにはどうするのが良いのか?
それは、ベタですが、営業するしかない。今までのことを思い出して。1件解除されたら、2社3社増やせば良い。(と、書いていますが、決して簡単ではありません。その1件が大口だと、傷も深い。)
合同事務所のメンバーでは、最短では1ヶ月で契約解除されたこともあると聴きました。そのメンバーは「そういうこともあります」と営業に向かいましたけど。
社労士の顧問契約は、手続きなら企業が生きていくのに必要なこと(でも、水や空気ではない)、労務相談なら何かの時の保険。労務相談で「何も相談することがないから契約解除」する企業は、そもそも問題に気付いていないと思いますね。
次に行きましょう!
あっ、書いておきます。「昔からの友人が社労士を取ったので」が理由はたぶん事実と違います。
そして、契約解除時の手続き。電話でホイはそもそもブラックに近い企業ではないですか。普通なら書面通知でしょうから。
はい、次に行きましょう。
合同事務所・共同事務所
令和6年に開業をお考えの方、合同事務所・共同事務所についてお気軽にご相談ください。テレワーク完全対応の格安プランも提供中。
社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。残席ですが、専用デスクはお早めのお申し込みが良い状況です。共用デスクは、まだまだ大丈夫です。
※各府県会の情報公開規則(規程)が気になるなら、ご相談ください。
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次回は、4月13日予定です。
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