開業を決める前に

開業向きの性格を教えてください。

回答)
いろいろな人がいますので、一概にああだこうだと言うことは申し上げられませんが、次のような人は、向いているのかなあと個人的に思いますので、参考程度に見てください。

  • 社交的な人
  • しゃべるのが好きな人
  • 人の話を聞くのが好きな人
  • 気の利く人
  • 熱中できる人
  • 時刻を気にせず行動できる人
  • 踏ん張る気力のある人、などなど

参考になったでしょうか??

開業セミナーは、行っておく方がよいのでしょうか。

回答)
自信がある方は、行く必要はありません。
開業時の投資だと思えば、行く方が良いと思います。

資料・ツールは、ホームページや書籍に掲載されてもいますが、直に開業している先輩社会保険労務士の話しを聞くのも参考になります。

色々な考えがありますから。
開業する予定はあるが、少しでも不安があるのなら、吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、受講した方が後で悔やまないで済むと思います。
営業に関しても、実務に関しても、書籍に書いていないことや話を聞けないことが多くありますので、開業セミナーならある程度は聞けます。

悩んでいるのなら、受講する方が後々良かったと思えるはずです。

資格を活かすため、開業を考えていますが、家族・周囲の反対に遭い、今熟慮しています。本当に、社会保険労務士で食べていけるのでしょうか?

回答)
保証はできませんが、食べるために努力すれば、売上げは上がります。自分自身、新規のお客様が増えないときは、「努力していない。営業していない。名刺を配ってない。」とはっきり思います。逆に、やれば、売上げも増えるのが実感できます。

開業社会保険労務士の知り合いがいれば、相談してはいかがでしょうか。いない場合は、社労士資格活用講座に来ていただければ、個別相談も時間は短いですが、やっています。

会社を辞めるまでにしておくことはありますか?

回答)
人脈=ヒューマンネットワークを作っておきます。
過去の校友や親戚と親交を取り戻すのも良いでしょう。
自分の話を聞いてくれそうな人が最低でも30人程度は欲しいところです。
年賀状や暑中見舞いを効果的に使うことから始めます。

また、もしクレジットカードがなければ在職中に作られた方が良いでしょう。
辞めてしまえば、カードさえ審査ではねられることが多くなります。(審査の緩いカードもありますので一概には言えませんが。)

いくらくらいの収入が見込めるのでしょうか?

回答)
この手の質問を受けたときは必ず、次のように返事させていただいてます。
「逆に、幾らくらい欲しいんでしょうか?」
欲しい金額になるよう努力・精進する計画を立てるのが、自営業です。
経費は条件(事務所の立地、従業員の有無など)により違いますので、手取りで考えられているのであれば、その点も考慮に入れてください。

まあ、おおざっぱに書いておきます。
例えば、月額3万円の顧問先が25社で、年間売上げ(年商)1000万円(顧問料だけ)、就業規則とスポット業務を考えれば、1100〜1200万円が見込まれます。

インターン制度があると聞きましたが、ご紹介してもらえますか?

回答)
お医者さんのようなインターン制度をやっている事務所があると、確かに聞いております。
大阪では社会保険労務士会が開催、京都でもあるように伺っています。
しかしながら、オープンに募集されているところは少ないようです。
待遇は、インターンですので給与としてはゼロの場合がほとんどだそうです。
逆に料金を取られるところもあり、ご紹介としては、できない状態です。
社会保険労務士事務所に頼み込んで、いわゆる鞄持ちをさせてもらう方法もありますが、その場合でも募集行為はされていないでしょうから、個別に連絡を取ってもらうしか方法が見つかりません。

事務指定講習の受講で開業しようと思っていますが、やはり実際に社会保険労務士事務所で勤務(修業)した方が良いでしょうか?

回答)
2年間の実務経験に代わるものとして、「事務指定講習」があります。
私は、登録できる資格ができたのだから、それ以上のものは必要ないと思います。
現在、連合会が事務指定講習の中身の見直しや、各都道府県会が新規入会者向けの研修会などを充実させる方向で検討・改善を行っています。
そのため、実務面(書類作成)については不安を解消させることが出きると思います。

開業するのであれば、開業セミナーの類を受講される方が手っ取り早く色々なテクニック・ノウハウを得ることができます。

開業に踏み切ろうと思いますが、どうしても退職願を出すことができませんが、何か踏ん切る方法はないでしょうか?

回答)
「何のために開業する」のでしょうか?
それが分からなければ、お答えの仕様がありません。
おそらく、「収入が一時期ゼロになること、そして売上げについての不安・恐怖」ではないでしょうか。

実際は、開業しなければ分からないこともありますが、悩んでいるのであれば、簡単なビジネスプラン(5W2H)を作られることをオススメします。
ウイークポイントが分かるので、その弱点を克服すれば良いのです。
在職中でありお悩みであれば、無理に開業することもないと思います。再考ください。

何歳ぐらいが開業には、良いのでしょうか。

回答)
思い立ったが、吉日ではありませんが、心構えができているのであれば早い方がよいと思います。
60歳で開業すれば平均余命を考えれば、20年開業を続けるのは厳しいでしょう。
会社で、新入社員が一人前になるのは、どのくらいの期間を要するとお考えですか。
会社の内外の事情、業界の事情、人材育成、諸々考えれば10年は最低必要ではないかと思います。
社会保険労務士もおそらく同じようなもんではないでしょうか。

最近は、若い30歳代前半の開業者も増えています。

会社が倒産して無職になりました。開業しようか、就職しようか、悩んでいます。

回答)
大変ですね。
どちらが良いですか、自分で自分に尋ねてみては。
開業を甘く見ると、それこそ「倒産」ではなく、「開店休業」になります。
ただ、今の状態は開業へのハードルが若干低くなっていると思います。
無収入だから。ピンチをチャンスに変えることができれば、開業しても良いと思います。

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2010-01-10 (日) 20:39:25更新
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