「税理士さんと知り合いになるのが、紹介の第一歩?」

「どうしても参加できない方」「資料だけでも欲しい方」
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【社労士開業予備校では、お客様を獲得することが一番重要であるというスタンスは変えていません。】

社会保険労務士が顧客獲得・営業をするに当たって、まずすることが「税理士の知り合いを作りなさい」と、いわゆる開業本の多くに書いています。それは昔の話し?それとも今でも通用する話し?

社労士開業予備校のエッセンスコースでも、顧客開拓・運営実務コースでも同様のことを伝えています、税理士の先生とつながりましょうと。ただ、「ゼロゼロからの社労士開業術」では少し違う面からのアプローチをご紹介しました。

では、税理士先生の知り合いを持つのは、紹介につながる?
結論は、「今でも、有効。ただし…」です。

ちなみに、税理士の先生に限らず、弁護士や司法書士の先生と知り合いになるのも、有効でした。(でした??)

社労士開業予備校:「税理士の先生と知り合いになるのが、紹介の第一歩?」

それは、社労士試験のレベルが影響

何、それ?
折角、社労士試験に合格して、気持ちよくなっているのに!
難しいと言うこと?? 簡単、まさか~!




開業社労士の一員としては書きにくいのですが、分かりやすく表現すると、合格までの必要時間数が短い。昔なら300時間、今でも700時間,1000時間とか色々言われています。が、他の士業系の時間数と比較すると短い、受験指導機関の情報では。
(レベルは無視していますが、あえて書く必要もないかと。)

「いやいや、私なんて、3回目でやっと合格した」
「社労士試験のために、会社員を退職して勉強した」
個別の事情はそうかも知れません。

でも、世間、もっと分かりやすく書くと「社会保険労務士に関係している周辺の士業の方々」は、個別の事情よりもっと客観的に社労士試験を見ていると思います。試験だけじゃなく、実態もかな。

士業のワンストップサービスの影響

倫理研修のレベルだと、税理士事務所内社労士事務所や弁護士事務所内社労士事務所は、アウトだとされています。が、実際には登録されている不思議。

また、財布・金融機関口座は、あくまで各士業ごとに別々であるのが前提。同じだとアウト、つまり社労士報酬をボスから分配される形態はダメ。お客様の側からすると、振込先・支払先が複数あるのは面倒だそうですが。
(個人事務所ならボスが全ての資格を持っていれば、一つの口座もあり得ます。法人なら、あり得ないです。)

ワンストップサービスを言われて久しいですが、新規開業の場合なら登記は司法書士、許認可は行政書士、開業の各種届は税理士・社労士と、こういう場合、1カ所で全部対応できるようにしましょうというものがそれ。お客様にとっても、同じようなことを何カ所かで話す必要がなくなります。

給与計算周辺も、税務の部分は税理士、勤怠チェック・給与計算自体は社労士で分かれていることも普通ですから。

他の士業試験より比較的取得しやすいので、ワンストップサービスに組み入れられやすいんです。

だんだん、「紹介」から遠くなっていない??

社労士の顧客獲得に影響

社労士で開業する方でも、「営業は苦手、やったことがない」そういう方も少なくありません。
(社労士って価値がある資格なので、ワンストップサービスに組み込まれていると思います。得喪だけでなく給与とか助成金とか、手続き結構多いし。手続きについての相談も多いです。)

そうなると、税理士事務所や弁護士事務所に併設されている社労士事務所なら「営業バリバリ」はしなくて良いのかも。そればかりは分かりませんが。

エッセンスコースの修了生さんのお一人の例だと、
●税理士事務所に勤務している
●税理士試験は諦めて、社労士試験に転向
●社労士はすぐに合格した
●今も、税理士事務所勤務で給与は出ているが、社労士業務の分の給与は出ていない
●営業自体はしなくても良いが、自分で社労士としての顧客を獲得しないと、給与と別の社労士分の報酬は増えない
ーーこんな感じでしょうか。

修了生さんによると、「したくない仕事、難しい助成金業務とかはイヤ」「事務所スタッフの間違いで、労務トラブルになった尻拭いをさせられて、辛い」とも。ただ、顧客開拓・営業をしなくても、それは何も言われないのが幸いだとも。

だから、ココしかない

ひと言で書くと、大きな事務所には近付いても、紹介してもらいにくい。それは、事務所内社労士事務所を併設するパターンが増えてきているから。「無料で代行」なら、社労士を置く必要も無し、助成金や就業規則を除けば。

私自身の今までの経験だと、先生(税理士、公認会計士や弁護士など)を除く職員数が4名以上になると紹介は見込めなくなります。まあ、事務所の入り口に士業の名前が複数あるところには近付いても意味はないかも知れません。

もちろん、「大きな事務所から紹介してもらった」別に良いんじゃないですか。可能性の問題で、絶対に「紹介は見込めない」訳ではないです。

異業種交流会や飛び込み訪問で、とりあえず税理士先生に名刺交換できるようにしましょ。やるしかない!


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