社労士の次は、この資格だ! そして勉強方法

「どうしても参加できない方」「資料だけでも欲しい方」
(ご注意:令和4年度レジュメのダイジェスト版です。)
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【社労士開業予備校では、社会保険労務士資格の有効活用を考えます。】

令和5年度の社会保険労務士試験に合格した皆さん、おめでとうございます。あるいは来年もチャレンジします、という方々もいるでしょう。

よく訊かれるのが、「社労士の次に取得したら良いのは、どの資格ですか」というもの。

社労士として開業する方には、次のようにお伝えしています。
まだ何か必要ですか? 社会保険労務士として開業することを目標に試験勉強をしてきたのに、実務に向けて勉強しません??」
そうすると、大抵次のようなコメントが返ってきます。
「社労士の資格を補強するために、FPとか、DCとか、行政書士とか、中小企業診断士とか、司法書士とか、、、、、」

過去にも書いていますが、行政書士を取得しても、キレイな形で社労士資格とシナジー効果を生み出すのは難しい。合同事務所・共同事務所のメンバーを見ていてそう思いますし、行政書士専業の先生を見ていても「幅広い業務やってますね」と驚いてしまいます。
(それを言う前に、社労士業務でさえ、広すぎますが…。10年以上前までは、地方都市なら行政書士資格も取得は効果的、と言ってきましたが、変えました。)

社労士開業予備校:社労士の次は、この資格だ! そして勉強方法

では、取得しない方がマシか

勉強や学習までは否定しません。また、民間資格の意味を考えてはいかがでしょうか。

こう書くと「じゃあ、FP技能検定やキャリアコンサルティング技能検定なら、OKと言うこと?」と返されます。

だから、求める方向が「社労士業務の中に含まれているのか」、それであれば補強するためにFP技能やキャリコン技能の取得もあり。もともとファイナンシャルプランニングに興味があって、リタイヤメントプランや的確な退職金設計、退職年金設計をしたいなら、FP技能は役に立つはずです。
(生命保険や損害保険、金融商品を売る売らないは別問題として。)

企業顧問をメインに考えるなら、間違いなく第一種衛生管理者。多くの場合、安全衛生に弱いとされる社労士の知識を若干カバーできます。その上の労働衛生コンサルタントもあります。「実務経験が~」なら、スタッフを雇えば良いわけで。労務相談には安全衛生法も含まれます、たぶん。

メインターゲットを運送業や建設業にするなら、行政書士もあり。でも、最近の合格率を考えると容易に取得できるとは思いにくいですよね。

社労士を開業していくうちに、経営コンサルに興味を持てば、中小企業診断士もあり。実際に診断士に向けて勉強されていく開業者も少なくありません。ただ、受験指導機関・受験予備校の「次は診断士」を真に受けるのはやめましょ。それなら、まず顧客獲得・営業です。

開業社労士の勉強方法

旧帝大や早稲田慶応のご出身の方は除いて、、、、、

努力して社労士に合格した方の場合は、「なめないこと」が重要、そう思います。

以前にも書きましたが、「下の資格」となめてしまったり気を抜いてしまうと、第一種衛生管理者でさえ、複数回不合格になります。何人も「2回不合格に、3回不合格に、、、、、」状態。

なめずに、社会保険労務士試験を受験したときと同じように勉強しましょ。

ただ、開業者が時間を確保して受験対策をするのは、意外と難しいです。とくに、開業後に「労基法や安衛法に余計な先入観」を持ってしまうと…。

受験指導機関の言葉に惑わされずに、「次の資格、その勉強」。
大事なのは、これだけです。
社会保険労務士だけでも十分勉強することはあります。


合同事務所・共同事務所

令和5年6年に開業をお考えの方、合同事務所・共同事務所についてお気軽にご相談ください。テレワーク完全対応の格安プランも提供中。

社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。残席ですが、専用デスクはお早めのお申し込みが良い状況です。共用デスクは、まだまだ大丈夫です。

社労士開業予備校

社労士資格活用講座は、8月から開講しています。無料ですが、要申込みです。レジュメ資料だけご希望の方は、▶こちらから。

エッセンスコースは、2024年1月から開講予定です。
エッセンスコースは、お申し込みできます。早期割引使ってください。

SR-CLUB勉強会

社会保険労務士と、人事労務にご興味を持つ士業の勉強会です。遠隔地の方も、ZOOMでオンライン参加できます。令和5年試験合格者の方もどうぞ!
次回は、10月14日です。

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