開業しようと思ったが、現実と想像のギャップが怖い

【社労士開業予備校では、開業前のお悩みにも共に解決策を考えます。】

ある社会保険労務士試験の合格者さんから、相談とも嘆きとも言えるメールをいただきました。
「自分の考える社会保険労務士の理想像と、世の中の社会保険労務士の現実像が違いすぎて、開業に踏み切れません。」

自分の思い描いていた社会保険労務士像と、ネットや開業社会保険労務士の情報を見ていると、そのあまりの差にショックを受けて…。最後の最後で開業に踏み切れないという。

いただいた情報では、開業の準備自体は全く何もしていない。取りあえず、色々な書籍を読みあさっているらしい。正社員として勤務した経験が無く、その面も開業自体をためらっている原因のひとつだとか。

メールのやり取りをそう何回もすることはできないので、数回で止めました。おそらく根本的なところは、本格的な開業準備を全くしていないこと。その試験合格者さん曰く「人脈も経験もゼロなので、資金もそんなにない」。

社労士開業予備校:開業しようと思ったが、現実と想像、理想とのギャップが怖い

試験合格者さんの言う「理想と現実のギャップ」「自分が思う開業像」などまでは細かく伺うことはできませんでした。が、もう一度書くと、開業準備をしてみれば良い。

自己啓発のようにアファメーションうんぬんを言わないけれど、お客様・見込み客が来るイメージがないようなことも、メール文面からは感じました。

先日は、「準備無しで開業」の方もいました。
「思い付きで開業しました。何をすれば~」

あせらず準備をする、これに限ります。開業してから人脈を作っては時間が掛かりすぎ。開業登録前にできることは、それまでにやっておく。
(資金面で余裕があれば、突然の開業も有りですが、準備は大事です。自分自身を知ることもできるのが、準備期間です。開業登録までに見極めましょうよ~)

事務指定講習を受講する方であれば、試験合格・講習申し込みから講習修了まで半年以上有ります。この期間を充実させて欲しい。せっかく勤務先企業から兼業・副業の許可が出ても、社会保険労務士会に開業登録を出しただけでは開業準備にはなりません。それは、ごく一部の開業社会保険労務士の実情を知るだけ。

社会保険労務士試験合格者さんに、最後のメールを送ってから返事はありません。数通のメールで、何かをつかんでいただけたでしょうか。それとも、、、、、

私自身が、試験合格者さんの「理想と現実」を取り違えている可能性もあります…。

最近の要望

エッセンスコースの修了生さんなどから、最近多いのが「Youtubeに動画アップした方が多くの方に社労士開業予備校を知ってもらえるのでは」という旨のご連絡。男前とかしゃべりが上手いとか、そういうのがないので無理です。


合同事務所・共同事務所

令和5年に開業をお考えの方、合同事務所・共同事務所についてお気軽にご相談ください。テレワーク完全対応の格安プランも提供中。

社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。残席ですが、専用デスクはお早めのお申し込みが良い状況です。共用デスクは、まだまだ大丈夫です。

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次回は、6月17日の予定です。

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