答えは、お客様が持っている

【社労士開業予備校は、具体的かつ実務的な開業セミナー&勉強会を開催しています。】

「人事制度の相談を受けましたが、何と答えて良いか分からず、ササッと帰ってきました。」
「人事評価制度は、勉強もしていないし、設計もしたこと無いし。」
そう言われる事も多い、人事制度。

はて、人事制度?
賃金制度・処遇制度も人事制度の一つ、キモの人事評価制度も当然。教育訓練や目標面接も、そう。

社長・経営者が「人事制度、作りたいんや。」と他者に言った時は、必ず理由があります。他者とは、顧問税理士や出入りの保険会社の担当になるでしょうか。

答えは、社長・経営者自身がお持ちです。
話しをきっちり伺うと、例えば典型的なのが「頑張ってる従業員にはもっと給料を払ってやりたい、アカンやつの給料は上げたくない。」というのが、それ。

では、その答えは成果主義なのか?
社長・経営者が思う「成果」とは、果たして何なのか。結果なのか。

営業担当が頑張って取れない仕事であっても、営業アシスタントの女性従業員の声と対応が良くて、成約につながったら、それは誰のお手柄・成果でしょうか?
結果だけなのか、プロセスを含めるのか、それ以外の事情をどう考えるのか。
地域的な損得、場所による売上の差(平均売上高)をどうとらえるのか。

結局、社長・経営者が思うところが「成果」。(上記の例では)

だから、受注側の勝手な思い込みで提案書をお渡ししても、ベストな解決策でないのです。
だから、インタビューやヒアリングをしないと、的確な提案書は出せません。概略やパッケージなら、提案できますが。
RFP(Request For Proposal:提案依頼書)無しに、SIベンダーさんにはシステムの見積もりはお願いしません、本来はそれと同じです。

社労士開業予備校では、こんなことも講義しています。
「なるほど、分かった。」
すごいですね、これだけで分かったのなら。

「改めて、ヒアリングのお時間をお願いします。」
まずは、これで。
でも、質問項目は想定で準備してくださいね。


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