「事務指定講習」と開業講座の違い

4864.jpのホームページ「Q&A」でも記載していますが、質問がありましたので、再度掲載します。

「事務指定講習」は、社会保険労務士として登録するための実務経験を積むことが目的。

だから、開業だけじゃなく、非開業で取りあえず、と言う方もいます。また、内容は、法に沿ったもの。お客さんとのやり取りの資料は有りません。

「開業セミナー」「開業講座」は、開業あるいは社会保険労務士としての実務に対応するのが目的。

ですので、「顧客獲得」が科目にあり、実務は、対役所、対顧客を考えながら、実務能力を養成するもの。

開業セミナーでは、「助成金」「給与計算」「是正勧告対応」など、試験科目になかったり、指定講習の内容にないものをやっています。また、「派遣、介護事業」などの申請関係は、社会保険労務士会の研修でもほとんどやりません。
(開業セミナーは、あくまで当社労士開業予備校の講座の場合)

ですので、概ね別物と言えます。

社労士開業予備校では、「資格取得の書類を書いたことがある」だけでは、経験にはカウントしません。どのように、「やり取りするのか」そちらが重要です。

ご参考まで。