2014.07.31
カテゴリ:社会保険労務士の開業
社会保険労務士法人は、何のため?
個人で開業し、ある一定程度売上げが上がってくると、おそらく検討するのが、「社会保険労務士法人にするかどうか」でしょう。
つまり、個人で開業した場合は、「節税」に目が向くので、法人設立を検討して当然です。所得が900~1000万円程度なら、法人にした方が「税金」は少ないと言われているようです。
それ以外の理由があるのなら。
- 事務所を2カ所以上設けたい
- 社会保険に加入したい
「個人で開業した場合」でない場合。
- 全国展開している企業に合わせるため
- 事業継続をにらんで(2代目サン、3代目サン)
- 事実上の親企業の方針で
デメリットの代表格は、「社会保険労務士会の会費」でしょう。ついで、法人税の申告と納付あたり。
ただし、経営の教科書には、「法人化」の意義が書いていますが、「ゴーイングコンサーン」が一番です。私もそう思います。
合同事務所のメンバーから聞いたところでは、最近、身近なところで「社会保険労務士法人の解散」があったとか。その理由は、ニュアンス的には「仲違い」。そういうことでは、お客様の企業様が困ってしまいますね。
「何のために、社会保険労務士法人を選択したのか」
これを読まれる方には、選択前に考えていただきたいと思います。
うちの事務所ですか?
合併の形をとって、法人化することはあるかも知れませんし、優秀なパートナーができれば選択するかも。
本業は、社会保険労務士
大阪社労士事務所