開業までに準備すること:インターンシップを受けたい
「インターンシップを受けようと思っています。」
「社会保険労務士事務所の鞄持ちをする予定です。」
もちろん、大学生のインターンシップではなく、社会保険労務士として開業する予定の方が対象です。開業をスムーズに成功させるのが、第一義!
インターンシップまたは類似の事業は、大阪会ほか他の都道府県会でも実施されているそうです。大阪会では、実習生の費用負担があります。
個人的な社会保険労務士事務所の鞄持ち(有償・無償の修行や見習い)は、どこから探してくるの??
3か月程度の期間、インターンシップ・鞄持ちをして開業する。
そういうのが、一定のパターンです。もちろん、全員ではなくごく一部の人ですが。
都道府県会が実施する事業を否定する気はありません。だから、インターンシップor鞄持ちがしたいのであれば、どんどんチャレンジ!
多くありませんが、インターンシップなどを受けた方の声を聞いたことがあります。人数は、本当にわずかです。
- 1週間に1回だったのに、思った以上に、色々なことを教えてもらった。
- 書式や業務処理の方法を知ることができた。
- お客様を分けてもらった。(逆の立場から聞きました。実施側です。本当は「分けた」)
社労士開業予備校の受講生・修了生には、社会保険労務士事務所・労働保険事務組合に勤務していた方もいて、その方たちの声は意外と多く聞いています。大阪社労士事務所・合同事務所のメンバーも勤務していた人がいます。
- ルーチンワークつまり得喪や労災5号ばかりで、同じことの繰り返しの毎日だった。
- 労災請求については、良い経験になった。
- 汚れ仕事ばかりさせられた。(3人以上の複数の方から。違法行為・虚偽手続です)
- 就業規則は、ほぼ自分の担当で良かった。(逆のケースも聞きました。↑ルーチンワークばかり)
- 報酬・料金については、全く触れる機会を作ってもらえなかった。
- 2週間ほどでクビになりました。(オイオイ!)
今、書いていて思ったのですが、インターンシップ・鞄持ちは満足度が高いようで、雇用型・勤務スタイルは結構不満が多いような気がしてきました。立場の違いから来るのかも知れません。
結局、与えられた環境・挑む環境を、役に立たせる立たせないは、本人次第と言うことでしょうか。
40歳で開業するなら、70歳まで30年=360か月。そのうちの3か月を完全に準備期間にしても、1%に満たない割合だと分かれば、インターンシップ・鞄持ちも「有り」です。
開業をスムーズにさせるなら、インターンシップ・鞄持ちもあり、社労士開業予備校のような開業セミナーもあり、だと思いますが。
合同事務所・共同事務所
平成29年に開業をお考えの方、お早めにご相談ください。
平成30年に開業をお考えの方、お気軽にご相談ください。
安全管理措置・マイナンバー(監督・立会)にも対応しています。
社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。
社労士開業予備校
次回の顧客開拓・運営実務コースは、11月中旬の開講です。
すでに、受講申し込みできます。
平成30年開講エッセンスコースへの受講申込みも始まっています。
SR-CLUB勉強会
社会保険労務士と、人事労務にご興味を持つ士業の勉強会です。
次回は、10/21です。
a:1075 t:1 y:0