社会保険のご相談が増加中

【社労士開業予備校は、社会保険労務士として生きていこうとする前向きな方々を応援します。】

「(社会保険・労働保険の手続きなんて)今どき、時代遅れでしょ。」
「マイナンバーができたので、手続きは自動的にできるようになりますよね?」
「私は、相談・コンサルティングしかしません。」

そんなことを最近開業した方やこれから開業しようとする方から聞きます。

しかし、この12月、ナゼか社会保険の加入のご相談・ご質問が増加中。
ちなみに、今まで未加入だった事業所様、パートタイマーを多く抱える事業所様などから。

労働時間数は報告書の体裁がない、役員の常勤・非常勤のデータは法人税の別表程度にしかない、そもそも誰が社会保険の加入資格があるのか、今から加入して将来厚生年金がいくら受け取れるの、などのご質問・ご相談です。確かに、マイナンバーを活用すればほとんど考えることなく手続きできるようになるのかも知れません。今後、労働時間数を報告することが何らかの形で、税法や労働保険・社会保険、または労働基準法で義務付けられたら、ほぼ自動で手続きできてしまうかもと、思わせられます。

ただ、民業圧迫の部分もできてくるので、「国」がどこまで手を出すのか。
API利用のアプリケーションが出てくれば、社会保険・労働保険の手続きは、今の会計ソフトや給与計算ソフト並に、電子申請である意識無しに簡単に扱えるようになるでしょう。
では、そういったアプリケーションを開発する民間企業の仕事まで奪うのか。かなり、疑問です。

「所得税の申告ソフトを作っていたところは、結構止めたじゃない?」
そうかもしれません。

ただ、人事労務の相談の中には、社会保険や労働保険のご相談も含まれていると思っています。

手続きが分からなくて、今現状の労務の相談には対応できないでしょう。それに、手続きの分からない、手続きをしない社会保険労務士なら、社会保険労務士を名乗る必要さえありません。
(名乗る自由はありますので、ご随意に。)

国・厚生労働省の社会保険未加入対策のせいかも、パートタイマーの社会保険に対する意識の変化かも、企業様のコンプライアンス事情かも。
何はともあれ、社会保険のご相談が増えています。

と、先日社会保険の新規適用で、合同事務所のメンバーに意味不明な話しをしてしまった私です。


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