2024年度社労士実態調査_調査結果(速報版)を見て

【社労士開業予備校では、社会保険労務士業界の健全な発展を祈っています。】
(社労士開業予備校は、株式会社戦略人事研究所が開講しています。)

2024年度社労士実態調査_調査結果(速報版)が公表されました。速報版については、月刊社労士10月号で掲載。詳細版については、今後公表されるとか。

社労士の登録者であれば、月刊社労士でも連合会のウェブサイトからでも内容を確認できます。未登録状態の方については、印刷はできませんが、月刊社労士(雑誌)などを閲覧していただくことが可能です。社労士資格活用講座にお申し込みください。

さて、内容ですが、ざっと書いておきます。(速報版からの引用)

  • 事務所の体制
    一人事務所が56%、平均2.7人
  • 顧問契約社数
    中央値10社、平均値33社
  • 年間売上げ
    中央値550万円、平均値1650万円

他の情報や勤務等については割愛します。

社労士開業予備校:2024年度社労士実態調査_調査結果(速報版)を見て

これらから憶測します。(憶測の意味、分かりますよね?!)
属性による個々の情報は詳細版に期待~。

  • 1社あたり年間50万円=毎月の顧問料としては4万円ほど。
    • これは、中央値でも平均値でも同じと言って良いかと。

顧問料の内訳や規模が見えないのですが、会社規模が100名未満で4分の3(30名未満で3分の2)なので、肌感覚としては高くも安くもない顧問料かなと。顧問料以外に、助成金の手続き報酬や就業規則等周辺もあるので、そのあたりが多い事務所は顧問料が安いとも言える。そのあたりが売上げの3割なら、顧問料は月3万円ほどに。

逆に書くと、月商100万円(年の売上げ1200万円)を考えるなら、顧問先は24社必要になることに。毎月1社獲得できれば、2年後には年売上げ換算1200万円ですね~。
(過去の社労士資格活用講座などでは、1社・年40万円計算で売上げなどを算出していました。)

顧問契約社数や年間売上げには、売上げに執着しなくても良い方々(微妙な表現でスミマセン)が含まれることを考慮すると、意外と高い数字が出てきました。つまり、バリバリやる気のある開業社労士にとっては、希望が持てる数字です。

さあ、頑張りましょう。

※書きましたが、2024年度社労士実態調査_調査結果(速報版)をpdfでお渡ししたり印刷すると、著作権法に触れると思いますので、お渡し等出来ません。社労士資格活用講座などにご参加いただくと、情報としてお知らせします。


合同事務所・共同事務所

令和6年・7年に開業をお考えの方、合同事務所・共同事務所についてお気軽にご相談ください。テレワーク完全対応の格安プランも提供中。

社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。残席ですが、専用デスクはお早めのお申し込みが良い状況です。共用デスクは、まだまだ大丈夫です。
※各府県会の情報公開規則(規程)が気になるなら、ご相談ください。

社労士開業予備校講座

社労士資格活用講座(8月から)、ゼロゼロ開業術顧客開拓・運営実務コース(11月)を開催します。

社労士資格活用講座エッセンスコースは、すでに受講申込みができます。

SR-CLUB勉強会

社会保険労務士と、人事労務にご興味を持つ士業の勉強会です。遠隔地の方も、ZOOMでオンライン参加できます。令和6年試験合格者の方もどうぞ!
次回は、12月14日(土)です。

a:84 t:2 y:2