「家族の反対があっても開業したいのですが」
【社労士開業予備校では、開業が全てではなく、資格を活用する方法を模索します。】
来年のエッセンスコースを申し込んでくださった受講生さんから、こんな相談を受けました。
「開業するつもりでエッセンスコースも申し込んだのですが、家族の反対があって。家族から『開業なんて、やめて。お○○さんには無理』と言われています。」(○○は、男女を考えさせないため、いちおう)
別に、今回相談を持ち掛けた方が初めてではありません。
過去のエッセンスコースの修了生の中には、、、、、
「家族の強い反対で定年まで働きます(20年?)」
「子どもが大学を卒業して就職するまでは、開業は封印します」
「開業するつもりでしたが、登録した人材紹介会社から良い待遇で仕事を紹介されたので(開業はやめておきます)」
意外とと言うか、こういう形の方々って、最初は「4月には絶対に開業します」「夏のボーナスが出たら、、、(オイオイ、そもそも)」という感じ。そして、家族から少し反対されてシュンとなって、エッセンスコースを修了するまでに、心変わりするという…。
家族にどのように言うのか
さて、冒頭の方は、どうなったのか。
家族には、次のことを言うつもりだと伺いました。
- 今しか、開業のタイミングはない。後にすると、営業や気持ちが付いていかない。
- お金の面では、心配を掛けない。(住宅ローンが少しあるらしいが)
- 子ども達には、自分の思う進路を選んで欲しい。(お金の心配は要らない。中学生より上?)
- (配偶者は、いらっしゃいます。余計な情報)
どこにエビデンスがあるねん、という感じですが、ラストの余計な情報を見て「なーんや」と思った方も少なくないでしょう。でも、配偶者が働いていても反対するケースは少なくありません。
1週間ほど前に相談を受けたので、その後のことは分かりませんが、どうなったのでしょうか。
年齢は重要なファクターです。過去ブログに書きましたが、厚生年金保険加入歴が長ければ、老後は安心。でも、開業社労士なら70歳ほどまではバリバリ一線でできますよね。体力面を考慮するなら、50歳でしょうか。割り切って、定年60歳から新たなチャレンジとするか。まあ、そのヒトの気持ちの持ちようなのですが。
自分自身を信じられるか
はい、著作権の関係があるので、フレーズとしてはアップできませんが、開業する気があるけど「自分を信じられない」から開業しないのは、どうなんでしょ。
(するする詐欺って言われても仕方ないし、開業できない・しないのを家族のせいにするのは、やめません??)
実際に、家族と同席して開業に関して話し合いをさせていただいたこと数回(数名)。良いケース悪いケース、両方見ました。
開業に対して強い信念と、営業・顧客開拓について具体的な考えを持っている方は、間違いなく上手く行っているようです。逆に思い込みと、現状からの脱却だけを考えていると、社労士になっても結局バイトばっかり。顧問先がなく、バイトをしたいがために開業したとは思いたくないです。
(開業後3年経っても、バイト収入が社労士収入を上回るようだと、危険です。家族の反対うんぬん関係なく。)
まずは自分を信じる、そこから始めましょう。
あっ、自信過剰はあきまへん。
※相談した方の状況については、脚色しています。相談があったことは事実です、ハイ。
合同事務所・共同事務所
令和6年・7年に開業をお考えの方、合同事務所・共同事務所についてお気軽にご相談ください。テレワーク完全対応の格安プランも提供中。
社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。残席ですが、専用デスクはお早めのお申し込みが良い状況です。共用デスクは、まだまだ大丈夫です。
※各府県会の情報公開規則(規程)が気になるなら、ご相談ください。
社労士開業予備校講座
社労士資格活用講座(8月から)、ゼロゼロ開業術、顧客開拓・運営実務コース(11月)を開催します。
社労士資格活用講座、エッセンスコースは、すでに受講申込みができます。
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社会保険労務士と、人事労務にご興味を持つ士業の勉強会です。遠隔地の方も、ZOOMでオンライン参加できます。令和6年試験合格者の方もどうぞ!
次回は、10月19日です。
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