「兼業社労士って、どうやって営業するのですか?」

【社労士開業予備校では、10年以上前から兼業・副業としての社会保険労務士を考えています。】

ここで、兼業社会保険労務士を簡単に定義しておきます。それは、現在フルタイムの正社員であって、その勤務時間外を使って、開業社会保険労務士として活動することとします。兼業・副業に関しては、意識の違いだけですので、あえて違いを考慮する必要まではないかと。

最初に結論を書いておきます。
それは、「顧客・業務依頼ゼロからスタートする兼業社会保険労務士は多くない」。全くいないとは言いませんが、私の知り限りでは、「お客様・業務の依頼があって、開業登録をしている」状況です。少なくとも、「お客様が獲得できる見込みが非常に高い」ので、開業登録を行う方がほとんどでしょうか。

ですので、社会保険労務士専業でスタートする方たちとは、少し状況が違います。営業・顧客開拓して、業務をご依頼いただくのではなく、何かをキッカケに「ああ、それなら業務やってくれる?」「社労士業務できるよ」のやり取りがあるのが、兼業社会保険労務士です。
(このキッカケを『営業』と言ってしまうと身も蓋もありませんが、平たく言うと雑談です。)

社労士開業予備校・「兼業社労士って、どうやって営業するのですか?」

最初の1件目なり2件目の業務依頼の後をどうするのか、それが兼業社会保険労務士にとってのハードルです。「獲得できそうであれば、会社を退職」ですが、在職中に如何に3社目4社目へのアプローチ、土台作りができるのかがポイントでしょうねえ。

自信が無ければ、兼業をずっと続けるという選択肢もあります。

●兼業・副業が認められていないが?
→取りあえず、開業登録はやめておいた方が良いのでは。ルール破りは、今後の社会保険労務士人生でプラスにならないかと。

●パートタイマーですが、副業できますか?
→パートタイムなら時間的に余裕があると思いますので、チャレンジする価値はあります。

●社会保険(健保、厚年)がなくなるのが不安です。
→それなら、ずっと兼業社会保険労務士で良いのでは。

いろいろ不安や悩みは出てきますが、自分で一つずつ解決するしか方法はありません。

ああ、最初の質問の答えは、ネクストステップをどうするのか、それで違ってきます。

6/11のSR-CLUB勉強会では、兼業社会保険労務士の経験者約2名の実体験を語っていただきます。告知は、5月の下旬かな。


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次回は、4月16日です。

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