情報セキュリティマネジメント試験を受験する

【社労士開業予備校は、開業後も必要な知識とは何かを真面目に考えます。】

社労士開業予備校も、ついに別の資格免許に手を出したと思った方は、早とちりです。連合会に登録しているメルマガからの情報の中に、「情報セキュリティマネジメント試験」が掲載されていました。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からのご案内

 社会保険労務士の皆様におかれましては、支援先企業様の従業員情報などの機密情報について、日ごろから細心のご注意をもってお取り扱いされているかと存じます。
 機密情報が、電子メール、USBメモリ、リスト等で取り扱われる中で、紛失、さらに悪用されるなどといったセキュリティ事件、事故がなかなか後を絶たない状況であるのはご存知のところでございます。

 IPAでは、中小企業における情報セキュリティ対策を推進するための第一歩として、国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」の活用をご案内しております。
 当試験では情報セキュリティに関する幅広い知識を座学で身に付けることができますので、社会保険労務士の皆様におかれましても、また、支援先企業様へのご提案としましても、自信をもってお勧めいたします。このたび、社会保険労務士様向けに「情報セキュリティマネジメント試験」の特設ページを用意いたしました。是非一度、アクセスいただけますと幸いです。お待ちしております。

◎社会保険労務士様向け特設ページ◎
 https://www.jitec.ipa.go.jp/sharoushi.html

「なるほど、こういった資格があるのか」と思った社会保険労務士さんも少なくなかったのでは?

詳細は、IPAのサイト ↑ ↑ を見ていただくのが良いでしょう。

社労士開業予備校・情報セキュリティマネジメント試験の受験テクニック

幸か不幸か、私桑野は「情報セキュリティマネジメント試験」の第1回試験を受験、なんとか合格しています。確かな記憶ではないですが、午前が88点か90点、午後は80点台の半ばだったかと。
(第1回目の試験は、どんな試験でもご祝儀合格率と言われていますので…。まあ、当てになりません。)

内容は、「情報セキュリティマネジメントシステム」についてユーザー側の立場で考える試験です。社会保険労務士試験に合格した方なら、間違いなく合格できます。ここ1年の合格率は50%前後。

午前は択一なので社会保険労務士試験の合格者にとっては得意分野、午後は多少考えないといけないのですが、半分は常識で答えられるかと思います。準備期間は2週間あれば、1日1~2時間で十分間に合います。テキストをじっくり読むよりも、過去問を2回ほど回し、間違った部分をテキストで読むだけで午前対策はできます、午後対策は「考え方」ですのでやはり過去問を解いてください。ただし、私の周りの社会保険労務士でこの試験に合格した方に言わせると「受験が終わった瞬間、全て忘れた」らしいです。

そうならないためには、事前にITパスポート試験で単語略語の類いをきっちり理解しておく方が良いです。CBTといって、パソコン教室などで受験する試験で、回数も多いので受験しやすいのが、このITパスポート試験です。もっとも、1年経てば新しい言葉が増えるのが、このIT業界の常、勉強し続けるしか方法はありません。

「情報セキュリティ」について、少しでも理屈でお客様と対応したいのであれば、勉強して受験しておくべき試験です。目的は、合格ではありませんが、合格できればうれしいですから。合格率50%前後なので、普通に勉強すれば合格します~。

個人情報・マイナンバーと来れば、情報セキュリティマネジメントシステムを知っていて当たり前。知らぬが恥です。

今回の記事は、連合会のメルマガ記事に乗っかかってみました。


合同事務所・共同事務所

令和 元年に開業をお考えの方、お気軽にご相談ください。
安全管理措置・マイナンバー(監督・立会)にも対応しています。

社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。残席ですが、専用デスクはお早めのお申し込みが良い状況です。共用デスクは、まだまだ大丈夫です。

社労士開業予備校

2日間の顧客開拓・運営実務コースは6月22日23日に開講します。
エッセンスコースは、来年までお預けです。

SR-CLUB勉強会

社会保険労務士と、人事労務にご興味を持つ士業の勉強会です。遠隔地の方も、オンライン会議システムで参加できます。
次回は、8月17日です。

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