「営業は、リアル人脈だけ」その真偽

【社労士開業予備校は、開業して役に立つ講座を開講しています。】

最初に結論。
実際に名刺交換をしての人脈の方が、企業顧問を対象顧客とする社会保険労務士の開業には、有効。

必ず「ホームページ(ウェブサイト)は作った方が良いですか?」「作成ツールは何が良いですか?」「デザインは、お金を出して作ってもらった方が良いですか?」などなど、毎度のように社労士開業予備校講座の修了生さんから質問されます。講義でも、概要は話しているのですが。

そこそこ売上げている開業の社会保険労務士ときに行政書士に訊くと、ほぼ同じような答えが返ってきます。
「実際に名刺交換した方からの紹介・依頼が、ほとんどです。」

社労士開業予備校・「営業は、リアル人脈だけ」がホンマ

もちろん、その開業者さん(達)、事務所のホームページも作成しています。どちらかというと、作りっぱなしで、更新は1カ月に1回ほど、少ない場合だと数か月に1回。

そんな開業者さんは、何のためにホームページを作っているのか。
伺うと、「事務所までのアクセス」「一応、念のため」。

ホームページ経由でも業務の依頼はあるそうですが件数自体は少なく、ほとんどがリアルの人脈を通じての紹介、あるいは直の依頼。

もちろん、これは「企業を対象とした、手続き代行・相談業務」に関してであって、「個人を対象とした業務」の場合は全く別。

障害年金を得意分野として取り扱う開業社会保険労務士、障害年金のページを充実させているので、個人のお客様が多いらしい。ただ、よくよく伺うと「同業者(障害年金を得意としない、私のような開業社会保険労務士)からの紹介も半分くらいあります」、それプラス「過去に手続きをした方からの紹介」ですって。

何回も同じようなテーマでブログ記事をアップしていますが、私の得た情報では、「企業を対象とするのであれば、リアル人脈が非常に効果的」と結論付けることができます。

ホームページ(ウエブサイト)を作っとけば安心、ではありません。

実際にホームページを作っていても、依頼されるのは、電話で連絡があった場合のみ。メールフォームでの問い合わせの場合は、「弊社へ来てくれ」旨が書かれていない限りは、単なる価格調査~。

ホームページがないと不安になりますが、まず開業前後からするべきことは、人脈と言える人たち、協力者を探すこと。

非科学的ですが、とりあえず「名刺を配る」、これが第一歩です。



追記:
 大阪社労士事務所(桑野個人)の+アルファの情報を書いておきます。紹介・直の依頼は、おおむね顧問契約の期間は長く、ネット経由は、比較的短期で契約終了となることが多い。そういう傾向が見えます。まあ、ネット経由のお客様であっても、ほとんどは良い方々なんですが。←弊所の場合は、ブログを読んでいただいているかどうかが鍵。

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