契約は、口頭で成立する。がああ
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「契約は、口頭で成立する。」
行政書士や宅建の受験勉強をした方なら、必ずこの言葉は頭の中に入っていると思います。大学の法学部を出た方も同じでしょうか。
もちろん、金銭消費貸借契約や保証契約などの一部の契約は、書面が必要です。
今回、2つほど面白い経験をしたので、記録しておきます。
顧問先・関与先で発生したことではなく、自分自身に起こったことですので、守秘義務など存在していません。
1つ目は、「さっき、ハイと言いましたよね」を連発するヤツ。
まさに「契約は口頭で成立する」で、言質を取ったかのように、何度も言ってきました。
思わず、「脅迫、詐欺、錯誤…」と言ってやろうかと思いましたが、面倒。
その割には、無権代理を思わせるような「私は代表者じゃ無い」をこれまた連発。ただの使者か。電話か、メールで十分じゃあーりませんか。
誰と契約するんでしょうね。。。
そして、2つ目。
ある契約の契約条件を勝手に変更後、解約通知してきたケース。
アスクルとか、カウネットなら、「規約に同意できないなら、うちとは取り引きしないでね」というのが、最初の契約時にありますが、多数との契約では無いのなら、契約条件自体は協議して決めるのでは?
そのような「規約に同意できないなら」もなく、勝手に条件自体を変更してきたので、ビックリ。
労働契約も、このあたりは基本的に同じです。
採用は、両者が合意。契約条件は、弱者とされる労働者にとってエエようにするのであれば、とくに問題とならず、悪いように変更するなら(不利益変更)、協議・話し合いをして同意が必要。解約時、つまり退職・解雇時は、一方的に解約通知ができる。
「結構です。」
問題を指摘すると、この言葉が出て来ました。結構ですって、どういう意味なんでしょうか。まあ、数か月のガマンです。あっ、こっちからの解約通知をすれば良いだけかも。
この1カ月ほどで、変わった方にお会いすることができました。
どちらの方とも、もう一生会うことはないように!
あ~、疲れました。
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