開業したら、法改正の情報はどこから入手する?

昨年合格した方から、素朴な質問をいただきました。
「社会保険労務士登録をしたら、働き方改革関連法案だとか、公的年金などの法改正の情報は、どのように入手したり、勉強したりするんでしょうか?」

その合格者のお話を聞いてみると…

  • 受験生時代は、毎年(何年か訊いていませんが)新しい受験テキストを購入することで、だいたいの法改正情報は把握できていた
  • 別表第一の全ての法律について、法改正の情報を得るのは、非常に難しいのではないか(労一で懲りたとか…)
  • 法改正の情報は入手できても、どのように使えば良いのか、研修会や勉強会はないのか

建前で言えば、法改正の情報は全て「官報」にて確認することができます。新設の法令なら別ですが、改正は「○○を●●と置き換える」などで、あまり実用的実務的には不向きです。

メールマガジンがおすすめです。
厚生労働省のメルマガを始め、いろいろな社会保険労務士事務所や人事系の経営コンサル会社がメルマガを出しています。登録すれば、無料かつリアルタイムに近いスピードで、法改正の情報を仕入れることができます。

研修会や学習会は、その性質上、法改正から早くて1か月は掛かるでしょうか。計画を立て、会場を確保し、講師に依頼する、こういう手間が掛かっていますから。有料の「社労士業務に落とし込む○○の法改正」なんていうテーマでも、最短1か月は掛かると思った方が良いです。

「改正案を見る」「今後こうなる」類いのテーマなら、法改正前から開催されています。無料で開催されている場合も少なくありません。

開催のタイミング&スピードで言えば、自主的な勉強会 > 有料のセミナー・研修会 > 社会保険労務士会・支部の研修会 といった順番です、個人の主観ですが。SR-CLUB勉強会は、「自主的な勉強会」ですので、事前も、法改正後も、テーマを決めて開催しやすいですね。

今の情報であれば、エッセンスコースを受講していただきたいのですが…。

あとは、雑誌・書籍、そして役所のパンフ類です。
雑誌の記事・書籍であれば、高名な弁護士さんや有名な社会保険労務士さんが著者の場合が多いので、「そういうことか」と気付かされることも少なくありません。案のタイミングでの、「対応、就業規則の見直し」もあります。
(大昔の高年齢者雇用安定法の改正の時は、全く間違えて理解していました。)

役所も、無料のセミナー情報があったり、パンフももちろん無料。パンフ類は、多くの場合増刷等しないので、3か月に1回程度は窓口、とくに労働基準監督署に行きましょう。

「無期転換ルール」であれば、平成24年8月に法改正されていますので、本来なら直前の今ではなく、5年前に知ることも対策・対応も考えられたんですけど。
今、一部では盛り上がっていますが。

今の情報を知るために、エッセンスコースを受講いただき、
SR-CLUB勉強会で、最新・話題のテーマに接していただく。
コレでOK!


合同事務所・共同事務所

平成30年に開業をお考えの方、お気軽にご相談ください。
安全管理措置・マイナンバー(監督・立会)にも対応しています。

社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月ほど前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。

社労士開業予備校

平成30年開講エッセンスコースへの受講申込みも始まっています。
結構遠いところからも、何名か申込みをいただいています。

開講日は全ての日で、受講申込者(受講者)がいますので、安心してお申し込みください。

SR-CLUB勉強会

社会保険労務士と、人事労務にご興味を持つ士業の勉強会です。
次回は、12月16日です。

大・望年会は、例年通りの12月29日です。

a:1395 t:1 y:0