「うちも15分単位でした」

【社労士開業予備校は、社会保険労務士として必要な、実践に近い知恵を提供しています。】

「大変です。うちのお客さんも、15分単位でした。」
とは、飲食店をお客様に持つ、社労士開業予備校の修了生さんから。

「ああ、新聞のアレね。お客様自身がどう思うか、顧問社会保険労務士として何ができるか、では?」
「お客様は、何も。」

お分かりでしょうが、15分単位で、たとえば14分ならカットされて、0分になる。出勤と退勤で、日々最大28分間の賃金未払いが発生している理屈になります。間をとって1日14分の未払いが発生しているなら月10日勤務で140分、1年で1680分、時給900円として25200円、それが10人なら年間約25万円が未払いに。

調査する事項(大げさ)
●給与計算は、どこの担当?お客様自身、社会保険労務士(自所)、税理士さん、給与代行会社?
●労働時間の確認、集計の方法は?
●就業規則・賃金給与規程は?また、規定は適正・適法?
●依頼ルートは、ホームページ、税理士さんからの紹介、知り合い?

もっと書くと…
●まかない分は、ちゃんとお金を徴収している?(顧問税理士さんの出番です)
●休憩時間は確保できている?
●休憩時間でないのに、休憩している時間帯がある?
●(従業員さんと良好なコミュニケーションがとれている?)

いずれにしろ、「お客様(顧問先様)に認識していただく」ことが最大の仕事です、顧問社会保険労務士としては。
あとは、粛々と適正・適法な方向に導く姿勢だけです。

放置はダメです。法治で!


合同事務所・共同事務所

今年・平成28年に開業をお考えの方、お早めにご相談ください。
安全管理措置・マイナンバー(監督・立会)にも対応しています。

社会保険労務士・行政書士とも、開業等を予定している2か月程度前にはご相談いただく方がバタバタせずに良いと思います。1か月前でも対応していますので、日程指定してください。