呉服屋は全て百貨店になったのか
【社労士開業予備校は、社会保険労務士として生きていくことを決めた方々を応援しています。】
開業していると、言われる事が色々あります。その中でも、特徴的なことは、これ。
「何人のスタッフさん、雇っているんですか?」
「スタッフがいないと言うことは、ホンマは儲かっていないんですか?」
「何でですか??」
ご存じでしょうか。
百貨店の大丸さん、高島屋さんは、もともと呉服屋さんだったのを。
(大阪で身近なので、お名前を拝借しただけで他意はありません。)
ユニクロさんは山口県で男性衣料のお店がもとですね。ジャパネット高田さんは、長崎県のカメラ屋さんです。
えっ、何が言いたい?
呉服屋さんは全てが百貨店・デパートに成った訳ではありません。知り合いの呉服屋さんも江戸時代から営業されていますが、1店舗限りです。それも、家族経営。
男性衣料のお店が全てユニクロさん、上場の衣料品販売をやっている訳ではありません。市中の服屋さん、カメラ屋さん、廃業されたところも少なくないでしょう。
「自事務所をどうしたいのか?」
それだけです。
スタッフが何人いるのか、それは自分自身が決めることで、絶対に「スタッフが勝手に増える」ことはありません。
私の場合は、それ以外にも、当初から自事務所で処理をせず、周囲の同業者に仕事を振っていたという事情もあります。儲かっていた訳ではありませんが、色々な事情で仕事は周囲に。それは、今でも変わっていません。
また、コンプライアンスの意識が低かった時代に、真面目に仕事をし過ぎたからかも知れません。
(これは、内容を書くと、問題になるので自粛。いつもエピソードとして2000万円の助成金の話しをしています。)
逆に言うと、自分一人で対応できる分だけ自事務所で受託して、それ以外は全て、合同事務所メンバーに振るなり、知り合いにご紹介させて頂いています。もちろん、紹介料などはナシで。
まあ、ある意味「合同事務所メンバー」のお世話をさせて頂くだけで手一杯かも。15年以上前から同じやり方なので、今さら変えようとも思いません。
従業員数・スタッフ数で、社会保険労務士事務所の優劣を図る考え方もあるでしょう。
ただ、私の場合は、リボーンしたころからの手法を変えていないだけです。合同事務所のメンバーも当然仲間、勉強会のSR-CLUBメンバーも仲間。
スタッフ数を増やそうと思えば、自事務所で全て対応すればよい訳で、過去からの受託件数を考えると、4、5人は雇えたのではないでしょうか。私みたいに積極的な顧客獲得活動をしなくても、そんな感じです。4、5人いいれば、結果として受託できなかった大規模案件も受託できたでしょうし、相乗効果を考えれば、それ以上のスタッフ数になっていたのかも知れません。
それ以前に、京都の知り合いに「社会保険労務士法人を作って、大阪事務所の所員にしてくれ」と言っているようじゃ、個人事業主失格かも。大規模化に対応したいのは、事実です。
今年の5か月だけで、何件くらい紹介したかな。
スタッフ数が少ないと、「ダメな社会保険労務士」ですか?
SR-CLUB勉強会
次回は、6月20日の土曜日、時間はいつもと同じ15時から17時です。
次回のテーマは、「高度専門職・継続雇用の高齢者に関する無期転換ルールの特例について」「平成27年度使える助成金のポイント」を予定しています。
SR-CLUB勉強会の参加者募集中
SR-CLUB勉強会のメンバーの多くは、社労士開業予備校の修了生ですが、修了者に限定していません。
楽しくワイワイ勉強したい方、飲みたい方、募集しています。会場は、大阪市西区、地下鉄阿波座駅の近くです。
年会費はなく、参加毎に1000円+任意参加の缶ビールの会1000円です。
詳しくは、SR-CLUB勉強会を参照ください。
顧客開拓・運営実務コースのお知らせ
2日間で、営業・顧客開拓と事務所運営・料金設定を知ることのできる「顧客開拓・運営実務コース」が6月に開講します。
6月13日・14日の土曜・日曜です。
お申し込みいただけます。
エッセンスコースの初日「営業・顧客開拓」とは、違う内容です。