合同事務所のメリットとは(平成26年版)

明けましておめでとうございます。
平成26年も、よろしくお願いします。

さて、昨年後半から年末に掛けて、何名かの合同事務所・共同事務所のメンバー希望者・見学者から、ご質問いただいたのが、「合同事務所・共同事務所のメリットは?」です。

結論は、
何をメリットとして見出すのかは、合同事務所・共同事務所に何を求めるかで違う、
と言うことです。(ブログに何回か書いています)

大阪社労士事務所・合同事務所のメンバー希望の方の考えは、皆さん、違うと思います。
まあ、多くの方は、「安い費用で、大阪市内に拠点ができる」「分からなければ、誰かに教えてもらえる」「一人だと、何となく不安」の3つをメリットと考えているようです。
(実際に、メンバーには、ヒアリングしていますので)

  • ビジネス街の端っことは言え、合同事務所のある阿波座は、まだビジネス街ですし、本町も徒歩圏内。
    年金事務所・公共職業安定所も、労働基準監督署も、複数地下鉄を使わず行ける距離にあります。
    年金機構も、協会けんぽも、非常に近い。
    おそらく、大阪市内にある士業の合同事務所・共同事務所では、ナンバーワンと言って良い立地です。
     
    行政書士にとっても、地下鉄中央線沿いと言うことで、府庁も、谷四も、WTCにも、便利。
  • 「誰かに教えてもらえる」、これは、勘違いされる方が多いようです。
    教科書(手引の類)に載っていないことなら、質問することも許されるでしょう。
    が、初歩的なこと、市販の書籍を見れば分かることまで、「教えてくれ」ではメンバーから避けられるのは、普通の会社でも同じです。
  • まあ、仲間が常にいるので、安心は安心です。
    ただ、営業も、業務処理も、一人で有ることを忘れてもらっては、困ります。

「仕事を紹介してもらえるのでしょうか?」と言うご質問を、見学時に聞くことがあります。
「バンバン、紹介しています。仕事になっても、紹介料など無しに」とお答えします。
去年の10月11月12月だと、月平均6件、合同事務所・共同事務所のメンバーに、私桑野が紹介しています。
もちろん、全部の案件が、受託できる訳ではありません。

去年1年で、就業規則2件、顧問契約2件、ほかスポット業務などを、紹介し、かつ受託できています。
ただ、「紹介」を目当てに来られても、紹介できる保証はありません。
誤解のないように。

最大のデメリットも、書いておきます。
デメリットかどうかは的外れかも知れませんが、私が感じるのは、「一人でしていない」ことだそうです。
メリットと矛盾していますが、そういうことだそうです。
やはり「お山の大将になりたい」のかなあ。

インキュベーション施設でないので、何年でも、メンバーでいることができます。
(ちなみに、最長メンバーは、私以外では約13年ほど)

大阪社労士事務所・合同事務所は、「自由」をモットーにしています。
夜間や日曜・祝日に使える。会議室も、無料。

メリットをどこに感じるかは、分かりませんが、合同事務所設置者としては、上記のように思っています。

大阪市内に事務所を置きたい士業のための合同事務所・共同事務所