勘違いしやすい「お通夜」

社会保険労務士として開業していたり、もちろん、地域で生きていれば、必ず「人の死」に遭遇します。

連絡を受ければ、お通夜に出ようか、告別式に出ようかと、悩むことも多いでしょう。
親族なら、両方出て当たり前なので、悩みませんが。

もしかすると「お通夜」に出て、告別式の替わりにしようと思っていませんか。

もともと、お通夜は、「近親者や親しい人のための、別れを惜しむためのもの」なんだそうです。ですので、そうでないのなら、「告別式」にでるのが本来の形だそうです。

ただ、仕事をしていると、丁度終業後に参加できる「お通夜」は、現在では、告別式に参列する替わりに使われています。

間違っても、
「私、親しくないので、お通夜への出席で済ませます」
では、おかしいと言うことです。

最近、私の年齢前後、40歳代の方の訃報に接することが多く、周囲の方と話をしていると、「告別式に出席するぐらいの親しさなんだ」とか、「忙しいから、お通夜にいっとくわ」などという会話を耳にします。

少なくとも、社会保険労務士であるなら、そのあたりの「企業なら総務が担当」することについて、誤解しないように、したいものです。

本業は、大阪社労士事務所