開業を成功に導くための要素

平成19年度の社会保険労務士試験も合格発表から、1カ月半。各地で、合格祝賀会などが開催されていることでしょう。

事務指定講習に申込み、登録できる日を今か今かと待っている方も多いんでしょう。

必ず「社会保険労務士事務所で経験を積んだ方が良いでしょうか」という類の質問を受けます。

私は、社会保険労務士事務所に勤務した経験がないので、善し悪しは別としてしかお答えすることができません。

「開業を成功させるためには、何が必要ですか」

分かりにくいですか。
成功の定義は、それぞれ違うと思いますので、36カ月後に売上げ1000万円(年商換算:月額顧問料の合計83万円)をひとまず成功と定義します。

はい。もう答えは出ています。

お客様を獲得し、顧問契約を結ぶこと。
これが、必要です。

事務の経験がある、社会保険労務士事務所に勤務したこと、ではなく、重要なことは、「顧客の獲得」です。

営業、ですね。

その「顧客の獲得」で躓き、廃業に追い込まれてしまうのが、「実務経験重視型」「知識重視型」の方です。

事務指定講習では営業のやり方は、教えてもらえません。開業本なら、多少ヒントが書かれています。

社労士開業予備校では、過去に於いては実務を経験したことの無い方が圧倒的に多かったのです。それは、「顧客の獲得」が重要だと認識したからでしょう。開業を成功に近づけるステップを着実に踏んでいると思います。

あなたは、開業を成功させるには、何が必要だと思いますか?

「人脈」も必要ですが、手段ですね。

社労士開業予備校講座