それを言ったり書いたら、アウトでしょ

【社労士開業予備校では、社会保険労務士の実務に役立つ、参考になる情報を提供します。】

職業倫理を忘れるな、と言われているにもかかわらず…。

ある研修会・セミナーで、講師の方々。
「算定基礎届は、7月中に出せば良いんです。そういう取扱いなので。」
「給与支払報告書は、1月末を多少過ぎても、大丈夫です。住民税は6月から新年度ですから。」

講師は社会保険労務士、聴く側も社会保険労務士。
きっと気を抜いたのかも知れませんが、個人的な勉強会ではないので、講義中ではなく、懇親会での一言ならマシだったと思います。例え、それらが真実だったとしても。
(算定は7/10まで。給報は1月末まで←社会保険労務士がすることの是非は分かりませんが。)

まあ、私が開業した22年前なら、笑って済まされたことかも知れません。過去にも書いている「時短奨励金」の手続き時には、書類の作成の不正(領収証の偽造、ハンコの勝手な押印など)を指摘すると、大阪府会の某幹部クラスから「お前なんて、業界に残れなくしてやる」と言われたことも。

全国の話しなのか、大阪だけの話しなのか、分かりません。
が、最近の某SNSを見ていると、大阪だけの問題では無さそう。

もう少し、法律に基づいて、判断し、行動した方がエエのではと思う今日この頃。

倫理研修会に参加している他の方と意見を交換しても「更新するために参加してるだけです」と返ってくることが多く、本会・支部の研修会も、時間設定・内容とも都合が付かないので、参加したことが無い、と。時間が過ぎるのを待つだけ、みたいな。
(某資格のフォローアップ研修も、そんな感じでしたが。)

役所、商工会議所や公益的な団体が主催するセミナーで、社会保険労務士が講師をする場合も、参加しますが、ときどきアウトな内容を話されていることもあります。
「それ、法律的にアウトじゃないの…。」

ちなみに、お客様との個別の相談の時にも、法違反となるようなことは言いませんよ。法令違反も、トラブルも、面倒ですから。そういえば、最近はコンプライアンス顧問はやってないです。

気を付けたいですね!
気を付けます。

※内容については、一部脚色しています。


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