法律の勉強方法を教えて、それは弁護士さんに

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お客様との打ち合わせに来たのが、総務部の社員さん。
もとは、社長と就業規則の打ち合わせのはずが、社長が社内の階段で転けて、骨折してしまったと。それで、急きょ総務部所属の社員さんが来所したと言うわけです。

しばし、就業規則の変更点について説明。
その後、雑談…。
社員さん「桑野さんに言われて、去年の社会保険労務士試験を受験しましたが、見事に散りました。雇用保険と労働基準法だけは、クリアできたんですが。」

続けて、その社員さん。
「でも、おかげさまで、法律に興味が出てきました。社会保険労務士試験は受験のテキストで勉強したんですが、これから六法も勉強しようと思っています。」

この会話で出てきた六法=憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法および刑事訴訟法、たぶん。

社員さん「労働基準法の一般法である民法と、憲法から勉強したいなと思っています。どうやって勉強したら良いんでしょうか?」

私「大学の通信教育とか、どうです? 夜間の大学の聴講とか。」
社員さん「そんな方法も有るんですね。でも、できたら、今すぐ始めたいですし、少し独学でチャレンジします。」

私「社会保険労務士試験の受験テキストと違って、基本書があるはずなので、それを読むのが王道らしいですよ。基本書は、ネットで検索すればグーグルさんが教えてくれます、きっと。」
社員さん「大学の時は、教授に指定された書籍を買いましたが、アレと同じですかね?」

私「そんな感じ…。貴社、顧問弁護士さん、いませんでした?」
社員さん「いないですね。法人税の申告も弊社でやってますので、士業でお世話になってるの、桑野さんだけです。」

なるほど、法律の勉強方法は弁護士さんに教えてもらってください、と言いたかったのですが、大学の同級生や知り合いで、弁護士をやっている人はいないそうで。
(でも、社員さん、京都の「ト」に点々の付く大学卒業らしい。←社員さん本人曰く)

よく伺うと、今年の社会保険労務士試験の受験勉強もしながら、六法の勉強の第一歩を踏み出したいらしい。

私「社会保険労務士試験に合格したら、もう就業規則の見直しで、私に依頼する必要ありませんね。頑張ってくださいね!」
社員さん「今日の変更点見させていただいたら、試験と関係ない内容ばかりですし、別の勉強しないと就業規則の見直しもできないですね。」

ありがとうございます。
六法の勉強方法、間違っていませんように。
でも、大学の聴講って、面白そうです。


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