事務所見学と行政書士業務の可能性

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昨日、合同事務所の見学に来られたのが、行政書士・海事代理士の試験に合格している方でした。

いろいろ話していたのですが、行政書士としての業務については、「建設業の許可・更新」「風営法関係」「帰化・外国人関係」程度しかご存じではありませんでした。まあ、街中の行政書士の開業本を見ても、そんな感じです。それ以外は、せいぜい「法人設立」「会計帳簿の記帳代行」が出てくるくらいでしょうか。あと、民事…。←民事については、コメントは控えます。

でも、実はもっと有望なのもあります。

例えば、「マイナンバーの取扱規程」です。昨日も「えっ、それの作成、社会保険労務士さんの仕事では?」と言われたのですが、れっきとした行政書士の業務です。マイナンバーは通称・番号法に規定されていますから、取扱規程も行政書士が作成すべきです。
(社会保険労務士法別表第一に規定されていません。私は、就業規則の一部として取扱規程を作成しています。)

番号法の親分(一般法)である個人情報保護法に基づく個人情報保護規程も同じく行政書士の業務範疇です。もう改正法の施行が間近ですので、チャンスではないでしょうか。
(「就業規則は、~」なんて言うより余程建設的です。)

また、最近流行の経済産業省・中小企業庁関係の補助金、創業補助金・ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金の申請も、建前では行政書士のれっきとした業務だと思います。

自分自身が持つ知識やスキルは何かを自己分析して、それをセールスする、それが行政書士のスタートアップとしては楽しいのでは。

建設業や風営法関係は、確かに情報が多いのは間違いありません。でも、開業するのであれば、若干のチャレンジも欲しいかな。ブルーオーシャンに近いところで勝負するのが、これからの行政書士像??

合同事務所の行政書士、交流会で知った行政書士さんしか知りませんが、そう思ってしまいます。
社会保険労務士の資格しか持っていない私でした。

入所してくれるのかなあ。


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