開業したなら、年に1回は定期健康診断を

お客様には必ず、こう言いますよね。
「従業員さんには、年に1回定期健康診断を受けさせてくださいね。」と。

では、私たち開業社会保険労務士は?
フルタイムのスタッフがいる開業社会保険労務士なら、スタッフに健康診断を受けさせる時に同時に健康診断を受けているケースが多いと思います。

気を付けないといけないのは、フルタイムのスタッフがいない開業社会保険労務士。スタッフがいない、スタッフがいてもパートタイム労働者の場合、ついつい「定期健康診断なんて」となりがち。

最近、身近なところで起こったのが、こんなこと。

朝、起きられなかった

寝坊ではありません。
脳内血管がもう少しで破裂、その時脳の別の部位を圧迫していたので、急遽入院。転院してリハビリ、退院するまで3か月。

私より年上の先生ですが、見た目もお若く、毎日アクティブに深夜まで業務に走り回っている方です。お付き合いも多く、飲み会も多かったようで、開業してから○kg体重が増えたとか。

入院される数日前にお会い、飲み会をしたので、私の責任も多少あります。無理しないで、これからは健康診断を受けてくださいね。

緊張のあまり

血管が剥がれたそうです。
1週間ほどの入院期間だったでしょうか。

私より年上の先生ですが、やはり「働き過ぎ」?
お昼の仕事がフルタイム、夜は家業のお手伝い、土日はご実家に?詳しいことは分かりませんが、端から見ると働き過ぎだったのかも。

痛風

知り合いは毎日のように、深夜まで飲酒飲食。
ある日突然足の指が痛くなり、最初は「ケガした?捻挫か?」と思ったらしいです。

やはり開業してから○年、まだ40歳代前半です。「飲み過ぎ食べ過ぎ」「運動不足」典型的な生活習慣病になるパターンです。独身だから気にしないのか(とは、思いたくありませんが)、結婚すれば気にするかも。

まったく懲りている風はなく、最近も毎日アクティブに深夜まで飲み食いされています。気を付けて欲しいな、もっと。



開業すると、どうしても生活は不規則になりがち。それは仕方ないことですが、「午後8時は無理としても午後10時以降は飲み食いしない」「休肝日を週に2日は設ける」「週1日は、スポーツやレクリエーションで良い汗をかく機会を」を念頭に、バリバリ営業しましょう。
「ストレスを溜めない」もよく言われますが、自営だからストレスフリーなのか、逆にストレスが山盛りなのか。難しいですね。

また、お客様に言うのですから、私たちも「年に1回の定期健康診断」を忘れずに。市町村でもやっていますし、商工会議所や商工会、納税協会などに加入していれば、定期健康診断のお知らせ・補助もあります。
(本来なら、社会保険労務士会でも定期健康診断のあっせんをやって欲しい。しょうもない、お中元お歳暮のあっせんをするよりも。大阪会の例です。)

言い古された言葉、
「カラダが資本」
です。

急な病気やケガは、お客様に不利益をもたらすかも知れませんし、ご迷惑をお掛けするかも知れない。
自戒を込めて・・・


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次回は、8月8日の土曜日、時間はいつもと同じ15時から17時です。

次回のテーマは、未定です。

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