独立開業を実行する前に

丁度今、大阪や東京で社会保険労務士の事務指定講習が行われている時期です。

修了と同時に、各地の社会保険労務士会に開業登録を届ける方も多いと思います。
その前に、少し色々なことを整理して考えてみませんか。

□コミュニケーション能力は、ありますか。
労務相談を受けるにも、年金相談をするにも、メールを書くにも、コミュニケーション能力は必要ですよ。

□独立開業は、自分が選択した結果であることを、理解できますか。
現実的な問題として、成功も失敗もあります。
成功なら問題は表面化しませんが、失敗のとき「世の中や、社会保険労務士の資格が悪い」と思ってはいけないと言うことです。

□社長との顔合わせは、いわば「採用面接」です。
そうなんです、お客様を増やすには、採用面接を受け続けると言うことです。それも、こちらから「履歴書を送る」のでなく、「採用したい」と思わせることなんです。

□貴方に、冷静・客観的にアドバイスしてくれる友人・知人はいますか。
いるといないでは、大違いです。
「客観的に助言」してもらえるのであれば、受ける側は「それ以上に客観的に」が重要だと思います。

□実は、営業は考えなくても良い。
開業セミナーをやっていながら、とツッコミたい方もいるかも知れませんが、「営業には、ただ一つの正解無し」です。自分にあった営業・顧客開拓の方法が何か、お客様との接点をつなぐには、どういうやり方が正しいのか、そちらが重要です。
書店に行けば分かります。営業・セールスの本は、色々な種類がありますよね。マーケティングや飲食店の情報なども含めれば、どれだけの本があるのか。

いつも開業予備校でお話しするのは、
「社会保険労務士は、過去の人生の投影と、これからの気持ちの持ちようが反映される職業である」
です。

東京でも、大阪でも、
コンパクトな2日間コースを開講します。

大阪:顧客開拓・運営実務コース
東京:社労士開業予備校東京