社会保険労務士試験に合格して開業を考えた場合、多くの方が、手に取るのが「社会保険労務士の開業本」です。

私自身も、開業直前の平成7年に数冊読み、現在も毎年数冊は目を通しています。開業にターゲットを絞った雑誌もありますよね。

≫≫社労士開業予備校講座を参考にする

単行本

書籍名は出しませんが、社会保険労務士の開業だけに的を絞った単行本・マニュアルの類を指します。

読むことのメリットは、次のとおりです。

  • コンパクトで分かりやすい
  • 営業・顧客開拓の成功例が、数例ピックアップされている
  • 開業時に何が必要かリストアップされている

1冊読めば、何となく開業に対する疑問が無くなるような気がします。

では、デメリットはあるのでしょうか。私が感じたのは、次のようなところです。

  • シンプルすぎて、実際には何をすればよいのか分からない
  • 自分が考えている営業スタイルとは違う、または無理がある

例えば、「税理士の先生と知り合いになる」と営業方法の1つとして書かれていますが、肝心の「知り合う方法」が書いていない。また、「過去の人生での知り合い」を通じて営業するのは、過去の生き方が違うので、そのまま当てはめることができない。となります。

当然、書類作成については、多くの場合「こういう書類がある、手続きがある」で終わってしまっているので、不十分です。実務に関する書籍・マニュアル類を別途購入するか、事務指定講習のテキストで代用するか、です。

ビジネスガイド別冊「SR」

社労士開業予備校講座の受講生も、大阪社労士事務所の新規メンバーも、所有率の高い雑誌です。

内容は、開業本より、テーマを絞っているので、分かりやすいですし、また実際に開業している社会保険労務士の先生がコメントを出しているので、真実味も高く感じます。

営業をテーマにしている場合は、やはり「その肝心のところ(=プロセス)を教えて」と思ってしまいます。「過去の人生」や「知り合い」(いわゆる属性)が分からないので仕方ないのですが、一番知りたいのは、「だから具体的に何をしたら」です。

社労士開業予備校講座なら、初日に講義している内容ですが、具体的で再現性が高くなければ、ただの「過去の成功例」にしか過ぎないのです。

書類作成は、紙面の都合でしょうか、突っ込みが多少不足しています。日本法令さんの個別の実務本を買えば済むことですが、実務本が良いので、余計にギャップは感じます。大阪社労士事務所にも、「黄色いN」の本は目に付きます。

行政書士の開業本

行政書士との兼業で社会保険労務士事務所を開業される方だけでなく、「営業・顧客開拓」については参考になる部分が多いです。

営業の切り口が、面白かったり、具体的であったり、私も参考にしているところがあります。
もちろん、全てを参考にはできませんが、ある意味、社会保険労務士の開業本より、読む価値があるかも知れません。

そう、著者は「行政書士専業」の先生の方が良いです。

業務の内容も、「経審」「相続」「内容証明」など意外と社会保険労務士業務をやっている中で、耳にする言葉も多いので、ムダになりません。

読めば、何か発見がある、それが社会保険労務士を開業する者にとっての、行政書士開業本です。

他人より年収10倍稼げる税理士になる方法(書籍名)

アマゾンでも比較的良いレビューが書かれていますが、「当たり前」のことが書かれています。

結局、その「当たり前」のことができるかできないか、そこにかかっています。

社会保険労務士の開業本や成功例より、「真面目にコツコツ」と考えている方向きかも。

同じシリーズで「弁護士」もあります。

当たり前すぎて「しょうもないなあ」と最初は感じましたが、「そうやな、当たり前やけど」と思ってしまう自分がいました。

図書館にあれば、是非借りたい書籍です。

その他の単行本

「起業に関するもの」「生保や損保の営業」「服装」「マーケティング」「話し方・聞き方・コミュニケーションの方法」「企画書・提案書・チラシの作り方」「ビジネスマナー」などなど、個別に上げればキリがありません。

どれもズバリ当てはまる、使える内容の書籍は少ないです。
1冊に1箇所でも利用、応用できれば、良しとしたいところです。

色々な分野のものを購入していると高額になってしまうので、図書館や書店でチラッと見ていただいて、参考になりそうなら・手元に置きたいなら、購入することをおすすめします。


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2009-11-09 (月) 10:18:08更新
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